犬猫は豚軟骨を食べても大丈夫!コラーゲンやコンドロイチンが豊富。生食や与えすぎはNG

犬猫に与える豚軟骨について

豚軟骨はコリコリしている軟骨の食感と、やわらかな肉質が楽しめるおいしい部位。

値段も比較的安く、なじみ深い食材のひとつですが犬猫に与えたことはありますか?

この記事では犬猫が豚軟骨を食べても大丈夫か、注意点などがあるかを解説していきたいと思います。

犬猫は豚軟骨を食べても大丈夫!

犬猫は豚軟骨を食べても大丈夫です

「豚軟骨入りウェットフード」や「ペット用豚軟骨」なども販売されていて、豚軟骨の好きな犬猫も多いでしょう。

ただし注意点がありますので大丈夫だからと安心して大量に与えるのはNG。

以下の注意点をよく読み、愛犬愛猫の食生活に上手に取り入れましょう。

豚軟骨は生で与えないで

一般的に流通している豚軟骨は「豚バラ軟骨」と「豚のど軟骨」の2種類で、どちらにも肉が含まれています。

私たち人間にとって豚肉の生食は感染症や食中毒の危険があり、よく加熱して食べることが常識ですよね。

それは犬猫にとっても同じことが言えます。

元々犬猫は肉食なのだから大丈夫だろうと生で与える人もいるようですが、現代の犬猫は野生動物ではありません。

たとえ新鮮であっても細菌やウイルス、寄生虫の感染リスクが伴いますので、生では与えないように注意しましょう

どうやって与えればいいの?

豚軟骨はのど軟骨がスライス状、バラ軟骨が大きな塊で販売されていることが多いです。

どちらの場合も必ず加熱し、愛犬愛猫が食べやすい大きさにしてあげましょう。

人間の場合はネギや酒を使った下処理や、調味液で味付けをしますが、犬猫は味がなくても大丈夫。茹でる時にアクが出るようなら取り除いてあげましょう。

人が食べる場合トロトロになるまで煮込むことが多いですが、犬猫の場合は細かくしてあげれば多少コリッとした食感が残っていても良いでしょう。

豚軟骨を与えるメリット

豚軟骨は他のナンコツに比べて脂質が多くコレステロール値も高めですが、メリットもあります。

コラーゲンやコンドロイチン硫酸が豊富

関節ケアを目的として作られるサプリなどに配合されるコラーゲンやコンドロイチンが豊富です。

小型犬に多い膝蓋骨脱臼(パテラ)や、シニアの犬猫におすすめの成分です。

痩せ気味や食の細い子に必要な脂質の補給

人も犬猫もダイエットや肥満対策で脂質を制限することがありますが、脂質は不足してもよくありません。

豚軟骨に多く含まれる脂質は、犬猫のエネルギー摂取源として重要な役割を果たします。

豚軟骨の栄養

ぶた 軟骨 ゆで 可食部100g当たり

栄養素含有量
エネルギー229kcal
たんぱく質15.1g
脂質17.3g
炭水化物3.3g
カルシウム100mg
リン120mg
マグネシウム13mg

参考資料:八訂 食品成分表 2022

犬猫に与える際の注意点

大きさや給与量に注意

加熱したら食べても大丈夫とは言え、豚軟骨は脂質が多く肥満の原因にもなりますので食べ過ぎはもちろんいけません。

あくまでもおやつや副食として、主食(総合栄養食)の10%ほどに留めることをおすすめします。

アレルギーに注意

豚肉はアレルギーが出にくいとされていますが、絶対に大丈夫とは言えません。

皮膚が赤くなったり、痒がる様子が見られる場合はアレルギーの可能性がありますので、動物病院で検査を受けましょう。

人用に調理されたものに注意

味付けされていない豚軟骨は大丈夫でも、人の料理や加工品に糖分や塩分が多く犬猫の健康を害す恐れがあります。

ちょっとぐらい・・と思うかもしれませんが、愛犬愛猫の健康を考えるなら与えたくても我慢しましょう。

犬猫に与える際の調理法

まずは下茹でをする

下茹でというとネギや調理酒などで臭みを消すことを想像しますが、前述の通り犬猫にネギや調理酒は不要です。

鍋に水と豚軟骨を入れて加熱し、沸騰して5分ほど茹でたら取り出し、流水でアクを軽く洗い流します。

柔らかくなるまでさらに茹でる

鍋を洗い再度水と豚軟骨を入れて、好みの柔らかさになるまで加熱します。

圧力鍋を使うと時短になりますのでぜひ活用しましょう。

食べやすい大きさにカットする

トロトロになるまで煮込んだ場合はそのまま食べられそうですが、コリッとした食感が残っている場合は大きさを調整しましょう。

加熱後は柔らかく切りやすいです。火傷しないように少し冷ましてから処理して愛犬愛猫に与えてください。

まとめ

犬猫は豚軟骨を食べても大丈夫!

「豚軟骨入りウェットフード」や「ペット用豚軟骨」なども販売されていて豚軟骨の好きな犬猫も多いでしょう。

ただし生食は感染症や食中毒の危険があるので必ず加熱処理を行うことが大事です。

コラーゲンやコンドロイチン硫酸が豊富でメリットもありますが、脂質やコレステロール値が高いので与えすぎないように飼い主がしっかり管理しましょう。

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鈴木 利奈RINA SUZUKI - PET FOOD ADVISER

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ペットレシピ.jpの記事を執筆・監修しています。

キャットフード勉強会・ドッグフード勉強会を運営している鈴木です。大好きな犬猫とペットフードについて深く学ぶため、講師を呼んで勉強会を開いています。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士2級、化粧品検定1級(コスメコンシェルジュ)等の資格を取得。

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