犬猫はパプリカを食べても大丈夫!βカロテン・ルテインなど色によって栄養価が異なり、期待できる効果も様々

愛犬・愛猫に与えるパプリカについて

カラフルで料理を華やかに彩るパプリカは、ピーマンに比べて苦味や青臭さがなく、ピーマンは苦手だけどパプリカなら食べられる!なんて方も少なくないと思います。

しかしパプリカはナス科トウガラシ属の植物。唐辛子の仲間を犬猫が食べても大丈夫なのか、気になりますよね。

この記事ではパプリカに含まれる成分や注意点などを解説していきたいと思います。

犬や猫はパプリカを食べても大丈夫!

パプリカは犬猫にとって危険な成分や辛味成分は含まれておらす、食べても大丈夫な野菜です。

ただしパプリカを丸ごとあげるのは喉に詰まらせたり消化不良の原因になりますのでNG。ヘタや種は取り除いて、愛犬愛猫が食べやすいサイズにカットして与えましょう。

パプリカは生でも食べられる?

犬猫はパプリカを生でも食べられますが、消化不良などの心配もあるため加熱した方が良いでしょう。

特に猫の身体は食物繊維の多い野菜をうまく消化できないので、加熱してから細かく刻んであげるのが望ましいです。

スパイスの定番、パプリカパウダーとは?

真っ赤な見た目がチリパウダーにそっくりなパプリカパウダーは、辛味がなく色づけや風味付けのために使われていて基本的には犬猫が食べても大丈夫です。

メーカーによっては辛味のある品種や他の原材料が使われている場合もあるので、与える前には飼い主が必ず確認をしましょう。

またパウダーには栄養が凝縮されているので、少しの量で過剰摂取になるケースも。あくまで少量を与えるように心がけましょう。

パプリカの仲間

唐辛子やピーマンはパプリカと同じ「ナス科トウガラシ属トウガラシ」の品種です。

ピーマン

パプリカに比べると苦味や青臭さがあり苦手な人も多いピーマン。定番の緑色ピーマンはまだ未熟な状態のもので、完熟すると赤ピーマンになります。

好みは大きく分かれると思いますがピーマンも犬猫が食べても大丈夫な野菜です。

唐辛子

唐辛子の種類は数千種類もあり辛味や刺激がないものもありますが、少しでも刺激のあるものは犬猫に絶対に与えないでください

唐辛子などに多く含まれるカプサイシンは犬猫にとって刺激が強く、食べると内臓に負担を与えてしまいます。誤って食べてしまった場合はすぐに病院へ連れて医師の指示を仰ぎましょう。

色によって栄養素が違う?

パプリカはその色によって栄養素が違います。とくに特徴的な栄養素を解説します。

赤色パプリカ

赤色のパプリカにはβカロテンとカプサイシンが含まれています。

βカロテンは抗酸化作用や癌などの予防効果が期待でき、カプサイシンは血行促進作用や新陳代謝の促進作用があります。

パプリカに含まれるカプサイシンは唐辛子に比べて少なく、劣性遺伝のため辛味が少ないので犬猫が食べても大丈夫です。

黄色パプリカ

黄色のパプリカに多く含まれる黄色の色素成分であるルテインは酸化作用や癌などの予防効果の他、目の健康維持に役立つとも言われています。

犬猫用のルテインサプリなどが市販されていますが、黄色パプリカを取り入れることもおすすめです。

オレンジ色パプリカ

オレンジ色のパプリカは赤色と黄色のパプリカに含まれる栄養素がバランス良く含まれています

スーパーではとくに赤色と黄色のものをよく見かけますが、オレンジ色のパプリカを見かけたら是非選んでみてください。

他にも沢山の色があります

紹介したメジャーな3色の他に緑・白・茶・紫・黒の5色と、全部で8色のパプリカが存在します。

成熟度によって色は変化し、それぞれに含まれる栄養素が違うため、期待したい効果などにより使い分けても良いでしょう。

参考:農林水産省HP パプリカはピーマンとは違うのですか。

犬や猫にパプリカをあげる際の注意点

犬や猫にパプリカをあげる際には、いくつかの注意点があります。

種とヘタは取り除きましょう

パプリカの種に危険な成分は含まれていませんが、喉に引っかかったり腸閉塞などの原因になるため必ず取り除きましょう

与えすぎに注意

たくさんの健康効果が期待できるパプリカですが、身体にいいからといって大量に食べさせても健康効果がアップするわけではありません。

あくまで補助的な役割として無理のない程度に取り入れましょう。

アレルギーについて

パプリカがアレルギーを引き起こすことは稀ですが、パプリカにも少量のタンパク質が含まれているため絶対にないとは言えません。

初めて犬猫に与えるときはごく少量を。下痢や嘔吐などの症状が現れた場合は早めに動物病院へ行き獣医師の指示を仰ぎましょう。

パプリカを使ったおすすめレシピ

パプリカを使うと栄養面はもちろん、彩りよく華やかなご飯になります。犬猫に彩りは余り関係ないかもしれませんが、味付けを変えれば飼い主も一緒に楽しめるので見た目も大事にしたいですよね。

鱈のラタトゥイユ

ビタミン豊富でミネラルが控えめなので尿路結石などが気になる犬猫にもおすすめです。

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カラフル野菜のオムレツ

総合栄養食のようにバランスが良く高栄養なレシピ。分けて与える前提です。

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【まとめ】犬猫はパプリカを食べても大丈夫

犬猫はパプリカを食べても大丈夫!

唐辛子の仲間ですが辛味や刺激はなく犬猫にとって危険な成分は含まれていません。赤色にはβカロテン、黄色にはルテインなど色によって栄養価が異なり、期待できる効果も様々。犬猫の体調や様子によってうまく使い分けましょう。

アレルギーを引き起こすことは稀ですが、初めて与えるときは食後の犬猫の様子をしっかり観察してください。

鈴木 利奈RINA SUZUKI - PET FOOD ADVISER

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ペットレシピ.jpの記事を執筆・監修しています。

キャットフード勉強会・ドッグフード勉強会を運営している鈴木です。大好きな犬猫とペットフードについて深く学ぶため、講師を呼んで勉強会を開いています。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士2級、化粧品検定1級(コスメコンシェルジュ)等の資格を取得。

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