犬猫と茶カテキンについて。抗酸化作用と殺菌作用でペットの健康をサポート

茶カテキンとは?

茶カテキンは、緑茶葉に含まれるポリフェノールの一種で昔からタンニンと呼ばれてきた緑茶の苦味や渋みの主成分です。

抗酸化作用・抗菌虫歯予防・血糖値の上昇抑制など、人だけでなく犬や猫に対しても様々な健康効果も期待されることから、注目されている成分です。

犬猫への茶カテキンの効果

冒頭に記載の通り、茶カテキンは犬猫にも嬉しい効果が期待される成分であり、大切なペットたちに健康でいてもらうためにもぜひ取り入れたい成分です。

犬猫に茶カテキンを与えると、具体的には下記の効果があると言われています。

  • 抗酸化作用: 老化や病気の原因とされる活性酸素を除去し、体を守ってくれます。
  • 血糖値の調整: 食後の血糖値の急上昇を抑える働きがあるとされ、犬猫の糖尿病予防として効果が期待されています。
  • 免疫力向上: 茶カテキンには免疫調節作用があるとされ、犬猫の免疫力アップが期待できます。
  • 心血管の健康: 茶カテキンには血圧を下げる効果があるとされ、犬猫の心血管疾患のリスクを低下させる可能性があります。
  • 殺菌作用: 殺菌作用により歯周病原性細菌の減少、歯肉の炎症の鎮静化、口臭の減弱などの効果が期待されます。

とくに注目したい効果

茶カテキンを犬猫に与えたときに得に注目したい効果が殺菌作用です。というのも犬や猫の口臭は歯周病、歯肉炎、歯石などが原因とされています。

もともと犬や猫は虫歯にはなりにくいものの、口腔疾患が多いため、口臭だけでなく、歯周病・髄膜炎等の他、腫瘍ができて歯が抜けてしまうということも少なくありません。

口腔内の健康を維持することは大切なペットが元気に過ごすためにとても重要になってきます。

茶カテキンは上記で挙げたとおり殺菌作用があるため口臭を抑えるだけでなく、口腔疾患を軽減・予防する効果もあります。

茶カテキン成分の注意点

前述の通り、犬や猫においても茶カテキンの摂取による健康効果が期待されていますが、メリットだけではなく以下の注意点が存在します。

  1. 鉄分の吸収が妨げられる: カテキンを過剰に摂取するとカテキンが結合しタンニンに変化してしまい、体が鉄分を吸収することを阻害します。
  2. アレルギー反応: カテキンにアレルギー反応を示すことがあるため、よく観察しいつもと違った様子が見られた場合は、すぐに獣医師に相談が必要です。
  3. 相互作用の可能性: 他の薬やサプリメントと相互作用する可能性があるため、特に治療を受けている犬猫に与える場合は、事前に獣医師に相談することが重要です。
  4. カフェインに注意:カテキンを多く含む緑茶にはカフェインも含まれているため、カテキンの含まれる商品を与える場合は、カフェインが含まれていないかも確認しましょう。

メリット・デメリットを事前に十分確認してから与えるようにしましょう。

犬猫への茶カテキンの与え方

では、実際に茶カテキンを犬猫へ与えるにはどうすれば良いのでしょうか。犬猫への茶カテキンの与え方について紹介していきます。

  • 市販のフードやおやつを利用する: 茶カテキンが配合されたフードやおやつがあります。配合量が計算されているため安心して与えることができるのもポイントです。
  • サプリメントを利用する: ペット用に調合された茶カテキンのサプリメントも市販されています。こちらも犬猫の健康に配慮して作られているため比較的安心して与えることができますが摂取量には注意が必要です。
  • 水に溶かして与える: 茶カテキンを含むパウダーやエキスを水に溶かして、犬猫への飲み水として与えることも可能です。
  • 手作りごはんで与える: 茶カテキンが豊富な食材を使用した手作りフードを与える方法もおすすめです。食物繊維が豊富な食材が多いので、刻んだりよく加熱して食べやすくしてあげましょう。

犬や猫によっては、消化不良やアレルギー反応が出ることもあるため、初めて与える場合は少量から始めてみて、いつもと違った様子がないか観察することが大切です。

まずは、犬や猫にとって適切な量が配合されたフードやおやつから取り入れてみるとよいでしょう。

茶カテキンが豊富な食材

茶カテキンが含まれている食材について紹介していきます。

1.緑茶: 特に煎茶や抹茶に豊富に含まれています。 ※カフェインが含まれます

2.白茶: 若い葉から作られるため、カテキンが豊富です。 ※カフェインが含まれます

3.ウーロン茶: 半発酵茶(茶葉を半分ほど発酵させたお茶)ですが、カテキン含有量は高いとされています。 ※カフェインが含まれます

4.紅茶: 発酵によりカテキンは減少するものの、他のポリフェノールが含まれています。 ※カフェインが含まれます

特定のお茶に含まれるカフェインやシュウ酸は犬や猫にとって害になります。

犬や猫に茶カテキンを与えたい場合は、カフェインが取り除かれた製品を使用するか、下記ようなカテキンを含む他の食材を試してみるのもよいかもしれません。

お茶以外でカテキンを含む食材

りんご、ブラックベリー、そら豆、サクランボ、梨、大豆 等

まとめ

茶カテキンは、抗酸化作用や脂肪燃焼促進、血糖値調整など多くの健康効果が期待される成分です。

犬や猫においても適切な量を摂取することで、健康維持に役立つ可能性があります。

しかし、過剰摂取による副作用や注意点もあるため、大切な愛犬や愛猫に与える際はかかりつけの獣医師に相談し、適切な量を守ることが重要です。

茶カテキンをを上手に取り入れ、犬猫の健康的な生活をサポートしましょう。

犬猫が大好きで実家ではパグを3年以上飼っています。犬猫レシピの記事を通して同じように犬猫と暮らす人たちにとって役立つ情報を伝えていきたいです。

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