野菜ジュースに使用されることやアセロラジュースとしておなじみのアセロラ。
ビタミンCの含有量がとても豊富で「ビタミンCの王様」という別名があるほどです。
そんなアセロラは犬猫が食べても大丈夫なのでしょうか。
犬や猫はアセロラを食べても大丈夫
アセロラの果肉には、犬や猫に特異的な強い毒性を示す成分が含まれているという報告は確認されていません。そのため、少量の果肉であれば基本的に与えても大丈夫と考えられます。
ただし、与え方や量には注意が必要です。今回は、犬猫にアセロラを与える際のポイントや注意点について解説します。
アセロラはどこで買える?
アセロラはスーパーではなかなか見かけない果物だと思います。
そのため簡単に手に入れることができませんが通信販売などで手に入れることができます。
アセロラの主な生産地は沖縄県や鹿児島県などの暖かい地域で収穫後痛んでしまうのが早い果物です。
そのため通信販売でも冷凍で売っているものが多く生アセロラはなかなかお目にかかることができません。
アセロラに含まれる代表的な栄養素
アセロラ 酸味種 生 可食部100gあたり
| 栄養素 | 含有量 |
|---|---|
| エネルギー | 36kcal |
| たんぱく質 | 0.7g |
| 食物繊維 | 1.9g |
| ビタミンC | 1700mg |
| β-カロテン | 370μg |
| 葉酸 | 45μg |
参考資料:八訂 食品成分表 2022
ビタミンC
アセロラで注目の栄養素といえばなんといってもビタミンCです。
アセロラには100gあたり1700mgものビタミンCが含まれており、これは果実類の中でも非常に多い部類に入ります。
ビタミンCは抗酸化作用を持ち、活性酸素から細胞を守る働きがあります。また、鉄の吸収を助けたり、ビタミンEの抗酸化作用を再活性化する働きも知られています。
さらに、ビタミンCはコラーゲン合成に必須の栄養素です。コラーゲンは皮膚、血管、骨、関節などの構造維持に重要な役割を果たします。
β-カロテン
アセロラにはβ-カロテンが含まれています。
β-カロテンが豊富なにんじんやモロヘイヤと比較すると含有量は少ないですが果物の中では多い方です。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換されて皮膚や粘膜の健康維持・免疫機能の維持・視力の維持などに役立ちます。
一方で犬はβ-カロテンをビタミンAに変換することができるため、植物由来のカロテノイドも一定の意味を持ちます。
ただし、猫は完全肉食動物であり、植物由来のβ-カロテンをビタミンAに変換する能力が非常に低いことが知られています。そのため、猫は動物性食品に含まれる「レチノール(ビタミンA)」を直接摂取する必要があります。市販の総合栄養食には必要量のビタミンAが適切に配合されているため、通常は不足を心配する必要はありません。
葉酸
葉酸はDNAの合成に関与している水溶性ビタミンの一種です。
細胞増殖が活発になる妊娠期には必要量が増加するため、妊娠中の犬や猫にとっても欠かせない栄養素とされています。
また、葉酸は赤血球の生成にも関与しているため、不足すると貧血の一因になることがあります。
愛犬や愛猫が妊娠している場合は、自己判断で栄養を追加するのではなく、獣医師に相談し、適切な食事管理を行いましょう。
アセロラを与える場合の注意点
与えるのは果肉のみ・少量にする
アセロラは酸味が強く、糖分も含まれています。与える場合は果肉を少量にとどめましょう。おやつとして「ほんの一口程度」から様子を見るのが基本です。
人間用の加工品はNG
ジュースやゼリーなどの加工品には、砂糖や甘味料、香料、保存料などが含まれていることがあります。犬猫には不要な成分が多いため、与えるのは避けましょう。
胃腸が弱い子は注意
アセロラは酸味が強いため、空腹時に与えると胃を刺激することがあります。下痢や嘔吐などの消化器症状が出た場合は中止してください。
種や硬い部分は取り除く
誤飲や消化管トラブルを防ぐため、与える場合は果肉だけを取り出し、種や硬い部分は必ず除去します。
持病がある場合は事前に相談
腎臓病や肝疾患などの持病がある犬猫は、食事管理が重要です。新しい食材を取り入れる前に獣医師へ相談することをおすすめします。
犬や猫へのアセロラの与え方
アセロラは通信販売で冷凍のものが一番手に入りやすいかと思います。
解答したものをそのままおやつ代わりに与えるかミキサーにかけて以下のようなデザートのソースとして使用するのがおすすめです。
また、ピューレ状のものも販売されておりこちらはアセロラを使用する上で非常に便利ですが添加物などが使われていないかなどはよく確認してください。
パーティーの一品や水分摂取、投薬補助、フルーツを足してバリエーションなど意外と使い方の豊富なヨーグルト寒天。
アセロラは酸味が強いため犬猫が喜んで食べるとは限りません。
愛犬や愛猫に与えてみて食べなかったり一口食べてやめるようでしたら無理矢理与えるのはやめて諦めましょう。
【まとめ】
犬猫はアセロラを食べても大丈夫です。今回のポイントをおさらいしましょう。
- ビタミンCの含有量が非常に多い
- 人間用の加工品は与えないようにする
- 酸味が強いため空腹時に与えると胃腸に刺激を与えることがある
今回は犬や猫にアセロラを与える注意点を解説しました。
犬や猫の健康を考える上で、正しい与え方を守り、バランスの良い食事を提供することが大切です。



