犬猫はうなぎを食べても大丈夫?生のうなぎには強い毒性!?栄養や注意点を解説

犬猫が鰻を食べても大丈夫!体に必要な栄養素たっぷり!

日本人に欠かせない夏のスタミナ源であるうなぎは犬猫にとっても栄養価が高く、滋養強壮に良い食べ物といわれています。

焼いたうなぎには犬猫にとって中毒を引き起こすような成分は報告されていないので、適切な調理をすれば食べても大丈夫です

うなぎにはビタミン、ミネラル、カルシウム等の必須栄養素が豊富に含まれていて、他にもうなぎ特有の脂には必須脂肪酸が豊富に含まれており様々な健康効果が期待できます。

生のうなぎは与えないでください

健康的メリットがあり犬猫が食べてもだ丈夫なうなぎですが、生のうなぎは絶対に食べさせてはいけません。

そもそも生のうなぎをそのまま犬猫に食べさせる機会はあまりないとは思いますが、うなぎの血液やぬるぬるした部分には強い毒性の『イクチオヘモトキシン』が含まれており、中毒症状を引き起こします。

このイクシオトキシンは加熱する事で無毒化されますので必ず火を通してから与えるようにしましょう。

犬猫が生のうなぎを口にしてしまい、下痢、嘔吐、発疹やチアノーゼなどの症状がみられた場合にはすぐに動物病院を受診してください。

うなぎを与えるメリット

夏バテ予防にも効果的

うなぎは豊富なビタミン類に併せて、鉄やカルシウム、DHAやEPAの必須脂肪酸などの体に必要な栄養素をたっぷりと含んでいます。

人間でも特に夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣があるかと思いますが、夏の暑い時期は人と同様に犬猫も疲れやすく、食欲も落ちたりして栄養不足になって疲労回復もなかなかうまくいかないことが多くあります。

うなぎに含まれるビタミンの中には疲労回復に役立つビタミンB1も含まれているので、栄養補給と疲労回復が期待できるうなぎは犬猫の夏バテにも効果的といえます。

目の健康に活躍!

うなぎは他のに比べてもビタミンAを多く含む魚として有名です。

このビタミンAは別名『目のビタミン』といわれるほど目の健康に活躍するビタミンです。

うなぎの栄養

ビタミンA

前述の通り目の健康維持に役立つビタミンです。

そのほかにも皮膚や粘膜、被毛の健康状態を保つ働きがあり、抗酸化作用をもったビタミンでもあるのでガンや老化予防にも期待できます。

ビタミンB群

うなぎには豊富なビタミンB群が含まれており、特にB1とB2が多く含まれて前述の通りに疲労回復に役立ちます。

ほかにも脳の働きを活発にする効果も認められており、代謝を促す作用もあるため肥満防止にもつながります。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

DHAは体内で合成できない不飽和脂肪酸のひとつです。

サバやイワシなどに含まれているイメージがりますが、うなぎにも豊富に含まれています。

悪玉コレステロールの減少や、脂肪燃焼の促進、皮膚炎の予防、視力維持、がん予防、心臓病予防と様々な効果が期待されていて、脳の働きにも効果がある成分です。

EPA(エイコサペンタエン酸)

EPAも体内でほとんど作ることができない必須脂肪酸のひとつです。

脂の多い魚には豊富に含まれるといわれており、血流を良くし血栓症の予防に役立ちます。

犬猫の腎臓病や心臓病、関節障害、皮膚炎などを予防する効果があるといわれています。

与える際の注意点

頭や骨、肝などの内臓部分は避けてください

うなぎの骨は比較的小骨ばかりなので健康的な成犬猫であればあまり気にせず食べても大丈夫そうです。

ただし、小型犬や子犬猫、またシニア犬猫には念のため目立つ骨は取り除いてほぐしてから食べさせた方が安心でしょう。

また、硬い頭や肝などの内臓部分も避けて、身の部分だけを必ず加熱をしてから味付けせずに食べさせてください。

かば焼き・白焼きは湯通ししてから与えましょう

生のうなぎを自宅で調味料を使わずに白焼きしたものであれば食べても大丈夫ですが、市販されているかば焼きや白焼きには味付けとして塩分や糖分が表面についています

お湯で湯がくか水で洗い、表面についた余分な調味料を落としてから食べさせるようにしましょう。

与えすぎには気をつけてください

うなぎは栄養価が高い反面、高脂質、高カロリーですので、食べ過ぎると肥満の原因になりかねません。

また過剰摂取は下痢を引き起こしたりと悪影響を及ぼす可能性もあります。

かば焼きや白焼きをお湯で洗ってからさらに加熱して脂を落とすなどの工夫をしてから食べさせるのも良いでしょう。

いずれにしても、犬猫が肥満気味の場合は大量に食べさせたり、日常的に食べさせる事は避けたほうが良さそうです。

健康な犬猫でも継続して与えるのはおすすめしません

おすすめレシピ

うな茶漬け

①調味していない白焼きか、タレをお湯で洗い流したうなぎをトースターで焼き余分な脂を落とします。

②お湯に鰹節を入れて出汁(人用より薄めにつくる)を用意したら、ご飯の上に刻んだうなぎをのせてかつお出汁を注ぎ刻み海苔をトッピングして完成です。

栄養満点なうなぎと一緒にかつお出汁で水分補給もできて、暑い夏を元気に乗り切れそうなレシピです。

まとめ

犬猫はうなぎを食べても大丈夫!

人間にとって滋養強壮に良いとされるうなぎはビタミン、ミネラル、カルシウム等の必須栄養素が豊富に含まれ犬猫にも様々な健康効果が期待できます。

とくにDHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸は積極的に取り入れたいですが、うなぎはカロリーも高いので与えすぎには注意。

肥満気味の犬猫には大量に食べさせたり、日常的に食べさせる事は避け、健康な犬猫でも継続して与えるのは控えましょう。

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スギさん@マッサンペットフーズ

株式会社ヒューマル マッサンペットフーズの公式WEBサイト「マッサンのペットフードの学校」の開設時から運営に参画しています。6年間の学びを生かしてペットレシピ.jpにも執筆しています。

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