犬猫はゴーヤを食べても大丈夫?栄養成分と安全な与え方を解説。種を取って加熱がおすすめ

愛犬・愛猫に与えるゴーヤについて

独特の苦味が特徴の夏野菜の定番ゴーヤ。

ゴーヤは沖縄の方言で正式にはにがうり(苦瓜)といいます。

私たちにとって健康に良いイメージのゴーヤですが、犬猫はゴーヤを食べても大丈夫なのでしょうか。

犬や猫はゴーヤを食べても大丈夫

ゴーヤは青臭さや苦味があり全ての犬猫が好んで食べるとは言えないですが、少量であれば犬猫が食べても大丈夫な野菜です。

ゴーヤにはビタミンC、鉄分、カルシウム、食物繊維など犬猫にとって嬉しい栄養素が豊富に含まれています。

ただし、与えたいと考える場合にはいくつか注意点もあります。この記事では、ゴーヤに含まれる成分の特徴や犬猫への影響、与える際の適量や調理のポイント、そして避けたほうがよいケースについて、順を追って解説していきます。

ゴーヤの与え方、生でも食べられる?

犬猫はゴーヤを生でも食べられますが、消化不良などの心配もあるため加熱した方が良いでしょう。

特に猫の身体は食物繊維の多い野菜をうまく消化できないので、加熱してから細かく刻んであげるのが望ましいです。

ゴーヤの苦味成分『モモルデシン』

ゴーヤといえばやはりその苦味が特徴ですが、これは『モモルデシン』という成分によるもので、この成分は植物が害虫から身を守るために持つ天然成分でもあります。

人では脂質代謝や血糖値との関連が研究されており、健康野菜として紹介されることもあり、食欲促進が期待できるため夏バテや食欲の無いときにもおすすめの野菜として紹介されることも多くあります。ただし、犬や猫は苦みを嫌う傾向にもあるので、無理に与える必要はありません。与える場合も少量にとどめましょう。

ゴーヤが癌予防にいいって本当?

ネットでゴーヤを調べると(癌にいい)(癌予防)などというワードが出てきますが、これは、ゴーヤにβカロテンなどの抗酸化成分が含まれているためです。

βカロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素で、抗酸化作用を持つことが知られています。人では健康との関連が研究されていますが、「がんを予防する」と断定できるほどの確立した効果があるわけではありません。犬や猫においても同様に、特定の野菜を与えることで病気を予防できるという根拠はありません。ゴーヤはあくまで少量のトッピング程度にとどめ、与えすぎないようにしましょう。

ゴーヤに含まれる代表的な栄養素

ゴーヤに含まれる栄養素は加熱しても壊れにくいのが魅力です。

にがうり(生)

栄養素含有量
エネルギー17kcal
たんぱく質1.0g
脂質0.1g
炭水化物3.9g
カリウム260mg
βカロテン210μg
葉酸72μg
ビタミンC76mg

にがうり(油いため)

栄養素含有量
エネルギー50kcal
たんぱく質1.2g
脂質3.3g
炭水化物4.6g
カリウム260mg
βカロテン230μg
葉酸79μg
ビタミンC75mg

参考資料:八訂 食品成分表 2022

犬や猫にゴーヤをあげる際の注意点

犬や猫にゴーヤをあげる際には、いくつかの注意点があります。

種はしっかり取り除きましょう

ゴーヤの種に危険な成分は含まれていませんが、腸閉塞などの原因になるため必ず取り除きましょう。種を取ろうとすればワタも取り除くことになりますが、ワタは少し残っていても特に問題は無いでしょう。

無理して食べさせたり与えすぎに注意

たくさんの健康効果が期待されるゴーヤですが、苦味や香りが苦手で食べない子もいると思います。

身体にいいからといって大量に食べさせても健康効果がアップするわけではないので、あくまで補助的な役割として無理のない程度に取り入れましょう

アレルギーについて

ゴーヤがアレルギーを引き起こすことは稀ですが、絶対にないとは言えません。

初めて犬猫に与えるときはごく少量を。下痢や嘔吐などの症状が現れた場合は早めに動物病院へ行き獣医師の指示を仰ぎましょう。

人用の料理や加工食品について

犬猫がゴーヤを食べても大丈夫だからといって、人用の食品を与えるのは危険です。

人用に味付けされたお惣菜や塩味のゴーヤチップスなどを、犬猫が食べてしまわないように注意しましょう。

おすすめレシピ

ゴーヤチャンプルー

沖縄料理の定番『ゴーヤチャンプルー』は、油を少なめにして味付けをしなければ犬猫が食べても大丈夫な料理です。

犬猫の分を取り分けてから残った分を人用に味付けすることもできるので一緒のメニューを楽しめますよ。

間違えて味付け済みのものを与えないように気を付けましょう。

ゴーヤチャンプルー

【まとめ】犬猫はゴーヤを食べても大丈夫

犬猫はゴーヤを食べても大丈夫!種やワタは取り除き、なるべく加熱して与えましょう。栄養が豊富で、癌予防効果のあるβカロテンも含まれます。

苦味成分のモモルデシンには動脈硬化予防や食欲促進効果も。与えすぎには注意して犬猫の食事にうまくゴーヤを取り入れましょう。

アレルギーを引き起こすことは稀ですが、初めて与えるときは食後の犬猫の様子をしっかり観察しましょう。

鈴木 利奈

鈴木 利奈ペットフードアドバイザー

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WEBサイトのキャットフード勉強会、ドッグフード勉強会の旧管理者。現在は犬猫レシピの記事を執筆・監修しています。ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士2級、化粧品検定1級(コスメコンシェルジュ)等の資格を取得。

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