犬猫は人用のプリンを食べても大丈夫?多すぎる糖や脂質はNG!犬猫用や手作りをおすすめ

犬猫は人用のプリンを食べないほうがいい

プリンはスーパーやコンビニ、ケーキ屋さんなどで気軽に買えて、おいしく食べやすいのでデザートの定番として愛されています。

プリンを食べようと思ったら、その美味しい香りに誘われて犬猫が欲しがるなんて事もあるかと思いますが、人用に作られたプリンは犬猫にっては糖分が多く、健康被害をもたらす可能性があるため、基本的には食べても大丈夫とは言えません

ただし、卵や乳製品によるアレルギーを持っていないのであれば、犬猫にとって有害な成分は含まれておらず、舐めてしまったなどの少量を口にする程度は問題ありません

人用のプリンを与えるデメリット

糖分、脂質の過剰摂取

人用のプリンには砂糖がたっぷりと使われています。

プリンに使われる砂糖が多いほど柔らかく仕上がるといわれており、硬めのプリンでも全体の約10%、滑らかなプリンは約20%前後の砂糖が使われています

また、プリンにはカラメルソースが付き物。カラメルソースは砂糖に水を加えたものを加熱して作るため、その糖分がプラスされます。

更に、原料として牛乳や生クリーム、卵が使われるので犬猫にとっては脂質も多く高カロリーな食べ物です。

プリンは滑らかで犬猫に食べさせやすそうと考えられますが、その糖質、脂質の含有量を考えると犬猫にとって健康的な食べ物とはいえません。

そうしても与えたい場合は市販の犬猫用プリンや手作りをおすすめします。

卵、牛乳によるアレルギーや乳糖不耐症

プリンの原料として大部分を占める、卵と牛乳(生クリーム)。

卵や乳製品はアレルギー発症数が多く特定原材料7品目にあげられ、犬猫の中にも卵、乳のアレルギーをもつケースがあります。

その場合には、プリンを少し舐めたり食べただけでも下痢や嘔吐、発疹などの症状を引き起こす可能性があります。

また、プリンに使われる牛乳に含まれる乳糖を消化吸収できずに、下痢などを起こしてしまう乳糖不耐症という疾患があります。

犬猫は人よりもこの乳糖を分解する消化酵素『ラクターゼ』の分泌が非常に少なく、乳糖不耐症を起こす確率が高いといわれています。

添加物の存在

手作りのプリンや、無添加と記載のあるプリンに関しては心配はありませんが、長期保存を考え作られている市販のプリンには少なからず添加物が入っている事があります

添加物には、人体には影響がないといわれている物から、多量摂取は好まれないものまで種類は数多くあります。

人より小さな犬猫にとっては強く影響を及ぼすのではと心配される飼い主の方もいると思います。

その点からも人がプリンを食べる際に毎回シェアするような頻度で犬猫にプリンを食べさせる事は決して良いとは言えないでしょう。

参考:プリンに含まれる食品添加物一覧 

犬猫用の食べ物を食べなくなってしまう可能性

上記では、人用に脂質も多く、砂糖でしっかりと甘く味付けをしたプリンを頻繁に与えてしまう事で健康被害をもたらす可能性について解説しました。

そのような犬猫にとっての健康被害はもちろんですが、プリンの嗜好性にも注意が必要です。

犬は甘みを感じられるので、その甘みがやみつきになってしまう可能性があります。

また、猫は甘みを感じる味覚は無いといわれていますが、プリンを食べたがる猫は少なくないでしょう。

その要因として、猫の嗅覚の鋭さで乳製品やシロップの香りに興味を持つ場合があるからかもしれません。

犬猫が興味を持つからといってプリンを頻繁に食べさせてしまうと、その濃い味付けに慣れてしまい、犬猫用に健康を考えて作られたおやつや、総合栄養食であるペットフードを食べなくなってしまうという危険性があります。

犬猫用に手作りプリンを作る

人用のプリンは犬猫の健康を考えると、食べても大丈夫とは言い難いですが、手作りで犬猫用のプリンを作ることはできます

必ず食べさせなければいけない食品ではありませんが、愛犬愛猫に食を楽しんでもらうために作ってみるのも良いでしょう。

手作りプリンの場合もアレルギーには注意しましょう。

豆乳さつまいもプリン

①さつまいも(100g)の皮を剥き、1㎝幅に切ったものを鍋に入れ、ひたひたの水と一緒に柔らかくなるまで煮る

②①が柔らかくなったら残りの水を捨て、滑らかになるようにさつまいもを潰す。

③豆乳(100ml)と卵(1個)をさつまいもとしっかり混ぜる。(ブレンダーを使うとより滑らかに)

④耐熱容器に入れ、お湯を張った鉄板に並べ、160℃で40分ほど焼いて完成。

※焼き上がりの表面を押して、中がまだ液状であれば様子を見ながらもう少し焼いてください

犬猫は乳糖不耐症を起こすことがあるので、牛乳は使わず豆乳で作ると良いでしょう。

豆乳の植物性たんぱく質とさつまいもの食物繊維、甘みと香りで犬猫の体にも嬉しいプリンです。

焼いたものを少量取り分けてシェアができるので、おやつタイムにぴったり。人用にははちみつやメイプルシロップをかけるとおいしく頂けます。

まとめ

人用のプリンには基本的に犬猫にとって有毒な成分は入っていませんが、糖分や脂質の多さから、基本的には食べさせても大丈夫とはいえません

卵や乳のアレルギーを持っていない場合には、舐めてしまった程度で心配することはありませんが、日常的に犬猫に人用のプリンを食べさせる事は肥満やそのほかの疾患の原因となる可能性があるので、控えた方が良いでしょう。

また、市販のプリンに含まれる添加物も気になる点です。犬猫は人より体が小さく、人用の食べ物から受ける影響は大きい場合があります。

犬猫に与える前には、必ず原材料などの確認をするのも飼い主の大事な心得です。

スギさん@マッサンペットフーズ

株式会社ヒューマル マッサンペットフーズの公式WEBサイト「マッサンのペットフードの学校」の開設時から運営に参画しています。6年間の学びを生かしてペットレシピ.jpにも執筆しています。

関連記事