皆様は「ヤーコン」という食材をご存知でしょうか。
南米・アンデス高地原産が原産の食材で以下のような見た目をしています。

ヤーコン
ヤーコンは南米アンデス原産のキク科植物で、日本でも栽培されています。見た目はさつまいもに似ていますが、デンプンが少なく、水分が多いのが特徴です。
そんなヤーコンは犬猫が食べても大丈夫なのでしょうか。
犬や猫はヤーコンを食べても大丈夫?
ヤーコンは、厚生労働省などが注意喚起しているような「強い毒をもつ植物」には含まれていません。
とはいえ、犬や猫にとって日常的に必要な食材ではありませんので、与えたいと考える場合でも少量にとどめ、体調の変化がないか様子を見ることが大切です。
ヤーコンについて
ヤーコンは、
- 水分が多い
- デンプン含量が少ない
- 糖質の一部としてフラクトオリゴ糖を含む
という特徴があります。一般的なイモ類とは成分構成がややことなることや、食物繊維豊富でフラクオリゴ糖を含むことからスーパーフードとして注目されています。
フラクトオリゴ糖について
ヤーコンにはフラクトオリゴ糖(FOS)が含まれています。フラクトオリゴ糖は人では整腸作用が研究されている成分で、発酵性食物繊維の一種として知られています。
犬や猫においても腸内細菌のエサになる可能性はありますが、効果の程度や適切な摂取量については明確に定まっているわけではありません。また、オリゴ糖は腸内で発酵しやすいため、与えすぎると
- 下痢
- 軟便
- お腹の張り
といった消化器症状が出ることがあります。少量であれば問題にならないことが多いと考えられますが、体質には個体差があるため、様子を見ながら与えることが大切です。
ヤーコンを与えたいと考える場合の注意点
生食について
ヤーコンは人では生食されることがありますが、犬や猫は植物性食品を大量に消化する設計ではありません。生で大量に与えると消化器症状の原因になる可能性があります。
加熱することで繊維が柔らかくなり、生食よりは消化負担を軽減できると考えられます。
与えすぎに注意!
ヤーコンはキク科の植物ですが、キク科の植物には「セスキテルペンラクトン」というアレルゲン物質が含まれています。
セスキテルペンラクトンの話は一般的なキク科植物の性質であり、ヤーコン特有のリスクではありませんが、初めて食べさせる場合にはごく少量からにしましょう。また、アレルギーではなくても、消化の観点から大量に与えることは控えましょう。
加熱すると食べやすくなる
前述したようにヤーコンは生のままでも食べることができますが過熱すると繊維が柔らかくなり食べやすくなります。
また、胃に優しくなり、消化にもよくなるので加熱して与えるのもおすすめです。
【まとめ】犬猫はヤーコンを食べても大丈夫
現在確認できる範囲では、ヤーコンは強い毒性をもつ植物ではありません。ただし、犬や猫にとって必須性はなく、過剰摂取による消化器症状の可能性はありますので、与える場合は「少量・様子を見る」を基本にしましょう。







