犬猫はラズベリーを食べても大丈夫?目の健康維持や脂肪燃焼効果にも期待

犬猫はラズベリーを食べても大丈夫

ラズベリーは世界各地に分布する木いちごの総称で、日本の山野にも自生種のラズベリーがあります。

小さくかわいらしい実にはビタミンC・E・カリウム・鉄・カルシウムなど多くの有効成分が詰まっていて、健康効果が高い果物といわれていますが犬猫に食べさせてもいいのか迷ったことはないでしょうか?

ほかにも強い抗酸化作用を持つ栄養素を含むラズベリーは、犬猫が食べても大丈夫!

昨今では全国的に流通され、スーパーなどでもみかけるので手軽に入手できるようになっています。

この記事ではラズベリーの栄養と、犬猫に食べさせる際の注意点を解説して行きたいと思います。

ラズベリーの栄養

ビタミンC

強い抗酸化作用が期待できる栄養素です

また、免疫力アップやコラーゲンの生成のサポート、メラニン色素の過剰生成を抑制するなどの肌環境を整えてくれる効果もあります。

ビタミンE

ビタミンEは『若返りのビタミン』とも呼ばれ、強い抗酸化作用を持つ脂溶性のビタミンです。

体内の脂質の酸化を防ぎ、動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下、悪玉コレステロールの減少などの働きがあります。

カリウム

カリウムはミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをします。

しかし過剰摂取は高カリウム血症の原因になる危険性があり、四肢のしびれや嘔吐、筋力低下、脈拍異常といった体調不良の原因につながりますので注意が必要です。

赤血球のヘモグロビンや筋肉のミオグロビンの成分として全身に酸素を送る役割をしています。

不足すると貧血を起こしてしまうので食事から摂取したい栄養素です。

鉄は肝臓や骨髄などに貯蔵され、不足すると血中に出て働くといわれていて、そのほか体内の老化を促進したり正常細胞を傷つける過剰な活性酸素を分解する働きを持ちます。

植物性の鉄は非ヘム鉄といわれ、動物性の鉄と比べると吸収率は劣りますが、ビタミンCを組み合わせると吸収されやすくなります。

カルシウム

体を支える骨格の強化に活躍する働きがあり、骨や歯の構成に必要不可欠な栄養素です。

ほかにも筋肉が正常に収縮するのを保つ・神経を安定させる・血液を固めて止血する・ホルモンを分泌させる・細胞分裂を促す・胃液の分泌を調整する・鉄の代謝を補助する、など実に多様な働きをします。

ルテイン

ルテインは天然色素成分カルテノイドの一種。

この成分は体内に蓄積されていて、特に眼底の網膜や水晶体、皮膚、乳房、大腸などに存在しています。

ルテインが不足すると視力の低下白内障などの目の病気を引き起こすことがあったり、肌荒れを起こしやすくなるといわれています。

犬や猫で抗酸化作用および免疫賦活作用も報告されています。

アントシアニン

ポリフェノールの一種であり、眼精疲労や視覚機能の改善作用があることで知られています。

ほかにもアントシアニンは抗酸化作用が高く、内臓脂肪の蓄積を抑えるなどのメタボリックシンドロームの予防効果も期待されています。

エラグ酸

エラグ酸は天然のポリフェノールの一種で、ザクロやイチゴ・ベリー類・ナッツ類に多く含まれている成分です。

エラグ酸は強い抗酸化作用を持ち、抗菌、抗ウイルス効果などが報告されています。

ポリフェノールの抗酸化作用はビタミンCと同等の働き、またはそれ以上ともいわれていますので、犬猫にも有益で体内で活躍してくれます。

ラズベリーを与えるメリット

アンチエイジング効果

ラズベリーに含まれるエラグ酸は、赤いラズベリーに豊富に含まれていて、体中の毒素を排除する作用があるといわれています。

またエラグ酸の他にも抗酸化作用に効果的な栄養素を多く含んでいます。

抗酸化作用が期待できる栄養が豊富に含まれているので、人だけではなく、犬猫の老化現象を防ぐ効果も大いに期待できます

目の健康維持、眼精疲労に効果的

ラズベリーに含まれる成分のアントシアニンは赤~青~紫色の色素成分で、抗酸化作用をもつポリフェノールの一種です

アントシアニンは視力を高めたり、眼精疲労を改善させる働きがあることが知られています。

ダイエットや肥満予防効果に期待

ラズベリーには高血圧や糖尿病、動脈硬化の予防などへの効果も期待されています。

ラズベリーに含まれるポリフェノールの効果で内臓脂肪の蓄積を抑えるなどの効果も期待されています。

また、食物繊維の豊富に含まれているので、コレステロールや糖質、老廃物が吸収されてしまうことを阻害し、これらの排泄を促進させる働きがあるといわれています。

参考:ラスベリーでダイエット

参考:食品安全情報(化学物質)

与える際の注意点

アレルギー

ラズベリーはバラ科植物です。

バラ科の植物はほかにもリンゴ・ナシ・モモ、・アンズ・ウメ・イチゴ(他多数)などがあり、稀にではありますがバラ科の果物に対してアレルギー反応を起こす犬猫がいます。

今までバラ科の食べ物でアレルギーを引き起こした事のある犬猫には与えないようにしてください。

また、初めてラズベリーを与える際には少量から始め、食後の犬猫の様子をしっかり観察し、食後に様子がおかしいと感じた場合はすぐにかかりつけの動物病院に相談し、獣医師の指示に従いましょう。

与えすぎには要注意

犬猫はアレルギーを食べても大丈夫ですが、ラズベリーの約8割が水分なので、与え過ぎは下痢を引き起こす原因となってしまいます。

また微量ではありますがラズベリーにはキシリトールが含まれいます。

中毒症状を起こすほどの量が含まれているわけではないので犬猫はラズベリーを食べても大丈夫ですが、与えすぎには注意しましょう。

犬猫の体格や年齢などの個体差に合わせて数粒をおやつ程度に控えて与える程度なら大丈夫でしょう。

人用に加工したジャムやお菓子は与えないでください

ラズベリーはお菓子やジャムのような加工品、そして犬猫が中毒症状を起こすチョコレートと組み合わせているものが多く市販されています

犬猫が食べても大丈夫な体に良いフルーツとして解説してきましたが、ラズベリーを使用した人用の加工品には砂糖が多量に使用されているので、犬猫には糖分の過剰摂取となってしまいます。

また中毒症状を引き起こす食材との組み合わせも多数あり、健康被害を及ぼす原因となってしまうので与えないようにしましょう。

おすすめレシピ

お誕生日ケーキ

プレーンヨーグルトを半日~1日程度水切りしておきます。

スポンジ代わりに10枚切の食パンの白い部分を型抜きで丸く切り抜き、水切りヨーグルトとラズベリーで食パンをデコレーションして完成です。

ラズベリーショートケーキで愛犬のお誕生日などのお祝いにぴったりなレシピです。

犬猫用のスポンジやクリームを用意するのは大変だと感じられることもあるので、余計な糖分を摂らないで済む食パンと水切りヨーグルトで代用しました。

食べても大丈夫なケーキですが、小さくかわいらしく作ってあげましょう。

まとめ

犬猫はラズベリーを食べても大丈夫!小さくかわいらしい実には多くの有効成分が詰まっていて、犬猫にとっても健康効果が高い果物です。

目の健康維持や脂肪燃焼効果も期待できるので犬猫が気に入ってくれれば是非取り入れてみましょう。

微量ではありますがラズベリーにはキシリトールが含まれいます。食べても大丈夫とはいえ、与えすぎにはくれぐれも注意してくださいね。

スギさん@マッサンペットフーズ

株式会社ヒューマル マッサンペットフーズの公式WEBサイト「マッサンのペットフードの学校」の開設時から運営に参画しています。6年間の学びを生かしてペットレシピ.jpにも執筆しています。

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