犬猫にカレー粉は与えないようにしましょう
数十種類のスパイスを配合し作られるカレー粉。
そのままカレー作りに使われることもありますし、ピラフやお肉などを炒めるときの風味付けにも便利ですよね。
独特で香ばしいカレーの匂いは私達人間の食欲をよくそそります。
食欲を刺激するのであれば犬猫のご飯への食いつきを刺激できるではないかと気になる所ですが、犬猫にカレー粉を与えてはいけません。
本記事では、主に以下の内容をお話していきます。
- 犬猫にカレー粉を食べさせてはいけない理由
- 犬猫にも大丈夫なカレーのスパイス
- カレー粉以外のカレーに使用される危険な食材
カレー粉やカレーを食べちゃったけど大丈夫?
カレー粉やカレーを少量口にした程度の場合、大丈夫とは言えませんがすぐに重大な症状を引き起こすことは少なそうです。
少量でも下痢や嘔吐をしてしまう可能性もあるので、様子をよくみて異常があれば病院へ連絡をしましょう。
ただしカレー粉をたくさん口にしたり、カレー粉以外に玉ねぎなど犬猫に危険なものを食べた場合は注意が必要です。
このような場合はすぐに動物病院へ連絡を取り指示を仰ぎましょう。
犬猫はカレーの匂いが好き?
犬と猫は人間よりも嗅覚が優れているので、カレーの匂いがほんの少しでも敏感に感じ取ります。
カレー粉のスパイスの匂いはほとんどの犬猫にとって刺激が強く嫌な臭いだと思うようですが、人間も人によって好みが違うようにカレーの匂いが好きな犬猫もいるかもしれません。
もし愛犬愛猫がカレーの匂いに強く惹かれていたとしてもカレー粉は与えないようにしましょう。
犬猫がカレー粉を食べてはいけない理由
ほとんどのスパイスや香辛料は犬猫にとって刺激が強すぎる
カレー粉に含まれているスパイスや香辛料は、人間が食べても身体が熱くなったり口の中がヒリヒリしたり大量の汗をかいたりと刺激的なものです。
カレー粉に含まれる代表的なスパイスが犬猫へ及ぼす影響を簡単にまとめます。
- ナツメグ:嘔吐や口の渇き、瞳孔の拡大または収縮、心拍数の上昇、歩行障害などの可能性。
- チリペッパー・コショウなど刺激の強いもの:胃腸を刺激し下痢や嘔吐の可能性。
- クローブ:主成分である「オイゲノール」は高用量で毒性を示す可能性があり、消化器症状や中枢神経への影響が報告されています。
- オールスパイス:オールスパイスにもオイゲノールが含まれるため、過剰摂取には注意が必要です。
- ガーリックパウダーやにんにく:にんにく(ネギ属)は溶血性貧血を引き起こすことが知られており、粉末は濃縮されているため特に注意が必要です。
犬猫が食べても大丈夫なカレースパイスはある?
多くのスパイスは刺激が強いため積極的に与える必要はありませんが、少量であれば大きな問題になりにくいものもあります。
ただし大量に食べさせることで犬猫の体質によっては身体に異常をきたすことがあるので無理して与える必要はありません。
こちらも一部を簡単にまとめます。
- ターメリック:カレーの黄色い色の元になっている香辛料。粉に直接触れると毛が黄色くなってしまうので注意。
- コリアンダー:セリ科の植物で、葉はパクチー(香菜)、種子はスパイスとして利用される香りの強い食材。
- クミン:カレーを思わせるエスニックな芳香をもったエジプト原産のスパイスです。
カレー粉以外のカレーに使われる犬猫に危険な食材
その中でも代表的な犬猫に危険な食材をまとめます。
- 玉ねぎ・にんにく:先述していますが、これらはネギ属に分類され、犬猫に重い中毒症状を引き起こす可能性があります。たとえ少量でも安心とは言い切れません。
- カレー粉以外の調味料類:塩や砂糖などは少量なら犬猫にも必要なものですが、人間用に味付けされているものは過剰になります。
- チョコレートやコーヒーなどの隠し味:これらは犬猫に重大な中毒症状を引き起こす可能性があります。絶対に口にさせてはいけません。
【まとめ】
犬猫にカレー粉は与えないでください。
カレー粉に使われているほとんどのスパイスや香辛料が犬猫にとって刺激が強く、下痢や嘔吐といった症状を引き起こす可能性があります。
ほんのひと舐め、ひと口程度でしたらそこまで危険はありませんが、大量に摂取すると酷い場合、命に関わることも考えられます。
スパイスや香辛料の中には犬猫に与えられるものもありますが、無理に与える必要はありません。
またカレーにはカレー粉以外にもたまねぎ・にんにくなど犬猫に危険な食材が入っているので誤食には気を付けましょう。



