犬猫はコゴミ(クサソテツ)を食べても大丈夫!アクが少なく食物繊維が豊富。注意点を解説

コゴミについて

コゴミは多年生シダの1種で、鮮緑色で渦を巻いているような形をした、ワラビやゼンマイに似ている山菜です。

日本では、北海道・本州・四国・九州北部の各地に分布し、低山から深山の雑木林の中の木漏れ日が当たるような湿った場所や草原、渓流沿いなどに群生しています。

コゴミは苦みやクセが少なく、おひたし和え物、炒め物や揚げ物などにも使われます。

この記事では、犬や猫がコゴミを食べても大丈夫か、どのような特徴があるのかなど解説していきたいと思います。

犬や猫はコゴミを食べても大丈夫

犬猫はコゴミを食べても大丈夫です。

アクの強いぜんまいやわらびとは違って、コゴミはアク抜きをしなくても食べられる山菜です。

アクとは食材に含まれるえぐ味や苦み、渋味などを総称して指します。

アクの成分にはシュウ酸・アルカロイド・タンニン・ポリフェノールなど様々なものが含まれ、この「シュウ酸」は犬猫の尿路結石を引き起こす原因になります。

コゴミはアクが少なく犬猫に与えても大丈夫ですが、与える際にはいくつか注意点があるのでご紹介していきます。

与える量に注意

コゴミを犬猫に与える場合には、与える量に注意が必要です。

犬猫にとって山菜は普段から摂取するものではない為、食べ過ぎてしまうと消化不良を起こすことがあります。

また、山菜であるコゴミには食物繊維が多く含まれる為、摂取しすぎると犬猫の消化器に負担を与えてしまいます。

コゴミに似た植物に注意

スーパーで販売されている市販の食用コゴミは問題はないですが、山で自生しているコゴミを収穫して犬猫に食べさせたい場合は注意が必要です。

山にはコゴミに似ている毒性を持つ植物が生息しています。

ワラビ

アクがないコゴミに対してワラビはアクが強い山菜です。

アク抜きをしていないワラビを与えてしまうと犬猫に中毒症状を引き起こす可能性があります。

ゼンマイ

生のゼンマイには「チアミナーゼ」が含まれています。

「チアミナーゼ」は犬猫の健康維持に必要なビタミンB1を壊し、ビタミンB1欠乏症を引き起こすため大変危険です。

コゴミパウダーって?

ネットで(コゴミ 犬)と検索するとパウダーという言葉が出てきましたが、こちらは犬用のコゴミのパウダーが発売されているという情報でした。

市販されている犬用のコゴミのパウダーは、そのまま舐めさせてりフードにかけて食べさせることができます。

コゴミは消化不良になりやすいので注意が必要ですが、このようなパウダーがあるのは、犬猫にとっても嬉しい情報ですね。

コゴミ(クサソテツ)に含まれる代表的な栄養素

成分単位
エネルギー25kcal
たんぱく質アミノ酸組成によるタンパク質2.2g
タンパク質3.0g
差引き法による利用可能炭水化物0.9g
食物繊維総量
5.2g
糖アルコール -g
炭水化物5.3g
灰分0.8g
ミネラルナトリウム1mg
カリウム350mg
カルシウム26mg
マグネシウム31mg
リン69mg
0.6mg
亜鉛0.7mg
0.26mg
マンガン0.33mg
ビタミンAα−カロテン200ug
β−カロテン1100ug
β−クリプトキサンチン29ug
β−カロテン当量1200ug
レチノール活性当量100ug
ビタミンビタミンK120ug
ビタミンB20.12mg
ナイアシン2.9mg
ナイアシン当量      (3.5)mg
ビタミンB60.03mg
葉酸150ug
パントテン酸0.60mg
ビオチン -ug
ビタミンC27mg

参考資料:八訂 食品成分表 2022

カロテン

カロテンとは、にんじんなどの緑黄色野菜などに多く含まれるカロテノイドの一種です。

コゴミは山菜の中でもトップクラスにβカロテンが含まれています。

このβカロテンを摂取することによって動脈硬化の生活習慣病に役立ち、しみ、しわ等の老化やがんの発生に対しても効果があります。

不溶性食物繊維

コゴミには食物繊維が多めに含まれています。

特に多めに含まれているのが「不溶性食物繊維」という水に溶けない食物繊維です。

不溶性食物繊維には便の量を増やしたり、腸を刺激する効果があります。

また、腸内細菌の改善や発がんリスクの軽減の効果もあります。

ビタミンE

ビタミンEには、活性酵素の害から体を守る抗酸化作用の働きがあります。

抗酸化作用の働きによって老化やがん、生活習慣病の予防に繋がります。

【まとめ】犬猫はコゴミを食べても大丈夫

犬猫はコゴミを食べても大丈夫です。

しかし大量に与えてしまうと消化不良になる可能性があるため、少量で調整しましょう。

市販で販売されているコゴミではなく山で収穫をする場合には、ワラビやセンマイ等の植物と間違えて与えないように注意しましょう。

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